C型肝炎・やっとこさ治療開始。

C型肝炎2型キャリア。インターフェロン+レベトールでの治療後、半年で再燃。15年9月からソバルディ開始。

顔色が少し変わってきたかな?

交通事故の後、化粧品屋さんのお姉さんにも引かれる程、顔が真っ黒になって、やたらと良く寝ていた頃みたいに真っ黒ではないですが、治療を始める前は顔色は黄色人種そのもの、日に焼けない腕の内側や足、体は真っ白。最近、鏡で見る自分の顔色が少し白くなって来ている気がして、若い頃は色が白いね、何時も病気のような青白い顔色をしているね、と言われていた事を思い出しました。それでも一度、日に焼け易く、焼くと中々抜けないのは今も昔もです。

すっかり忘れてましたがあの頃は油っこい物を食べると気持ち悪くなってもいました。感染していると知らなかったですが、急性症状だったのかしら?

思えばこの20年以上、C型肝炎ウイルスが自分の体にしっかりと住み着いて肝臓で元気良く働いて自覚症状はなくても慢性肝炎を20年以上継続中だった肝臓。ソバルディ+コペガス服用後2週間で「ケンシュツセズ」になってそのまま3ヶ月。こんなに長い間ウイルスがいなかった(厳密にはいますけど)事がなかったんだとしみじみ思います。検査の数値に出なくても何かしらの影響は有ったのでしょうね。考えて見れば当たり前で、健康体ではなかったんですもんね。

治療中の事をあれこれ思い出していたらインターフェロン治療中は時間が有ると寝てばかりだった事を思い出しました。副作用は軽かった方でインターフェロン接種後の2、3日意外は、息切れ、眩暈が有る程度。貧血が酷くても、痛みが伴うような物は無くて、なんとなく不調が続くといった具合でしたが体には負担が掛かっていたから体が休みたいと要求していたんでしょうね。

野菜不足になれば無性にお野菜を食べたいと思ったり、お肉が食べたい、お魚が食べたい、果物が食べたい、おうどんが食べたい、御味御付の具はお大根で。風邪を引けばおかゆを美味しく感じたりと体が必要な物をちゃんと欲してくれるのは人間の本能で、しっかり働いてくれる気がします。食生活に気を付けて、体に良い物、健康を考えてと言うのも大切な事の一つで、病院や薬局に有る冊子にもそう言う事が書いてある物が多いです。

でも、私は天邪鬼なのか、どんなに気を付けていても癌になる人はなるし、気を付けていなくてもならない人はならないと考えてしまいます。入院した時に出会った方々も健康意識が高く、ホームドクターのような掛かりつけの病院が有って定期的に検診を受けていたのに、2週癌後に末期がんだと宣告された方がいたり、周囲にも日頃から健康の為に努力をしたのに癌になってしまった方がいたりするせいも有って病が人を選ぶのではない、どんな病になつてしまうのかは人智の及ばない事なのではないかと考えています。

プロレスラーの北斗 晶さんが乳がんになって検診を受けていたのにと騒がれましたが、癌細胞は半年や一年に一回の検診で早期発見はできないと思います。検診で早期に発見できたのはたまたま、運が良く見つかっだけで、検診は検診を受けた時までは問題無しと言う事で未来を保証する物ではないと思います。毎日、生まれ変わっている細胞が変異して、悪性となって癌になる。細胞を作っている自分の体が癌細胞を作っているのですから、検診で異常無しとなったから大丈夫だと安心してしまわないで、本能の感じるまま、何かが変と感じたら、周囲や医師に大袈裟だと思われようが受診される事が何より大切だと思います。

服用が終わったばかりの今はこの所の不安定な気候でまた風邪を引くのではないかと少々不安です。風邪と肝炎は全く別の事ですが「著効」となるまで体調を崩す事無く安定していて欲しいんです。医学的な根拠は何もない、思い込み、で実際、服用中に高熱だしましたが「ケンシュツセズ」でしたから風邪で高熱を出したからウイルスが活性化して増殖したなんて事は有り得ない事を理解していても、「あの時、高熱を出したから、体が治そうとして、ウイルスも刺激してしまったのかも」と思いたくないんです。現実にまた、再燃したら、2型である私は希少価値かも知れないですからね。有り難くないですが。

冬になって大好きなおみかんがいつでも食べられるようになってビタミンCの摂取は問題無し。野菜は温野菜で摂る事にしているし、日頃から水分はしっかり摂っている。危険なのは人ごみだけど、高熱が出る風邪は一冬に一回くらいだからもうお終い…だと思う。

来年の検査結果も服用中の物で本当の結果はその次だけど、来年の今頃は「寛解」になっている事を願いながら、残りを過ごして行きます。残念ながら再燃して「希少価値」となったとしても、自分の例が何かの役に立つのかも知れませんから無意味では有りません。

癌や難病で日々、辛い治療にたえていらっしゃる方々がこの世の中にどれほどいらっしゃる事でしょう。世界を見れば、なんの罪もない幼い命が理不尽に、毎日のように奪われています。自分が恵まれている事を忘れずにいようと思います。