C型肝炎・やっとこさ治療開始。

C型肝炎2型キャリア。インターフェロン+レベトールでの治療後、半年で再燃。15年9月からソバルディ開始。

服用が終わっても。

その効果は年越しで判明します。

年内に知りたいとは思いますが、服用している間の採血の結果ですから「ケンシュツセズ」は変わらないであろう、それならば服用終了後、1ヶ月の結果の方が重要と言う担当医の判断ですね。

ソバルディの医療費助成開始は今年の5月。実質まだ半年なんですね。1型のハーボニーは9月だからこちらもまだ3ヶ月。インターフェロンフリー治療が助成されるようになって1年3ヶ月の間に本当に目まぐるしく変化したんだなと思います。

医療費助成開始で早々に服用を開始された方は既に服用を終了して「著効」となっていらっしゃる方が多数のようで、続く私も、これから治療を始められる方々も先を行っていらっしゃる方達の結果が良い事が嬉しい希望となります。皆様が一年後に「寛解」となりますようにと本気で願っています。

11月に発売された「ヴィキラックス」の助成も開始されたのですね。「肝炎治療医療費助成制度」は各都道府県で導入され、制度に大差はないようですが、インターフェロンフリー治療が始めてと言う条件が付き、インターフェロンフリー治療が無効化となってしまった場合に関しては今の所、他の経口薬で2度目のインターフェロンフリー治療が助成となるかは明記無しで「助成となるか判明するまで治療は受けないで欲しい。但し、他の公的保険制度では再治療可」となってます。

東京都が「C型ウイルス肝炎に対して行われるインターフェロンフリー治療歴のある方が、他のインターフェロンフリー治療薬を用いた再治療を行う場合について、平成27年12月1日以降に治療開始したものが助成の対象となります。平成28年3月31日までの間に再治療の申請を行う方は、お申し出に基づき、医療費助成の開始日を平成27年12月1日までさかのぼることができます。」と明記しているので、恐らく、いずれ、他の都道府県も同様になるのではないかと思っていますが、どうなるかは不明。現在の経口新薬が著効率が高いと言う事は著効しなかったらマイノリティの2型の中のマイノリティになるんだなと考えてしまいます。社会的少数者となると何かと面倒な事が発生してしまうから特に治療に関しては避けて通りたいですが。

「肝炎治療医療費助成制度」は肝硬変には適用しない制度なのかどうかが良く分からず、色々と調べてみても、やっぱり分からず…。出てくる言葉は「非代償性肝硬変」=肝臓が機能を十分には果たせなくなった状態=肝硬変ではないのかしら?と素人は思うのですけど、要はウイルス性の肝硬変には適用、アルコールや脂肪肝が原因の肝硬変には適用しない制度と言う事でしょうか?C型肝炎が肝硬変、肝癌の一原因と分かるまでアルコール性肝硬変、肝癌はお酒の飲み過ぎが原因と言われていた頃はお酒を飲み過ぎなくても進行形で痛んでいた肝臓だったのに適切な治療が受けられなかった方が多数だったのかしら。

今はアルコール性肝硬変、肝癌はアルコール依存症の場合なのかなと思いますが、漫画家・西原理恵子さんと元夫の鴨志田穣さんの映画を観た事が有りまして、映画そのものは悲壮感を感じさせる作りでは有りませんでしたが、美味しくもない、楽しくもない、血を吐いてまで、失禁してまでお酒を飲み続けると言う実態に言葉が出ませんでした。アルコール依存症に関しては本人が好きで体も精神も壊すのだったら、どうぞお好きにと思いますけれど、家族がいて、お子さんを泣かせる事もなんとも思えな程、お酒が全てなら、一人でどこかに消えていなくなれば良いのにと思ってしまいます。

幼い子供にお酒飲まないでと泣かれても止められない人に理解や共鳴はどうしても出来ませんが、映画の中で西原理恵子さん役の女優さんが専門医に「本人は戦場で壮絶な経験をしている」と話しても医師が「患者さんはトラウマみたい事を言いますけど」とあしらってしまうシーンが印象的で家族や本人は理由が有ると思いたいけれど、専門医からみれば飲む理由付けをしているだけなのだから理由はどうでもよし、過去よりこれから飲まない事が重要で絶対。

患者さんと家族対医師の間に凄く距離感が有る気がして、「これで治療が上手く行くのかしら、だから繰り返してしまう人が多いのではないの?」と思いました。やたらと健康的な浅野忠信さんが鴨志田穣さん役だったせいも有って自分がイメージしているアルコール依存症の方のイメージとは合いませでしたから、余計に「元奥さんの話しもちゃんと聞いてあげようよ」と思ったのかも知れません。この映画を見て西原理恵子さんと元夫の鴨志田穣さんは数少ない例なのでしょうけれど
好き勝手して、暴言、暴力、経済的な破綻、家庭崩壊、家族の人生も崩壊させて、身内は元より他人も含め、周囲の人、全てを徹底的に傷つけて、破壊し尽くしても、最後を家族に看取って貰えるアルコール依存症の人って幸せだなと思いました。

時折、帰宅ラッシュの電車の中でお酒を飲んでいるサラリーマンを見かけると「電車の中でお酒なんてマナーの悪い恥ずかしい人。そんなみっともない事しないで家で飲めば良いのに」と思いながらも見てはいけない物を見た様な気になってしまい、こちらが落ち着かないのですが、そう言う方は連れはいないで一人で乗っていて、目だけはギラついているけど暗くて疲れたというか見るからに不健康そうな風貌をなさっていて、今思えばアルコール依存症の方だったかもと思います。依存している認識を持てないのが依存症なのだそうですが、タバコが止められない自分も根本は同じ気がするのですが、依存している事は自覚してますから、依存症にも色々と有るのでしょうね。

C型肝炎の治療が上手く行ったら、次は禁煙を頑張ろうと思っているのですが、はてさて、上手く行きますやら。