C型肝炎・やっとこさ治療開始。

C型肝炎2型キャリア。インターフェロン+レベトールでの治療後、半年で再燃。15年9月からソバルディ開始。

病院の待ち時間での出来事。

大学病院は何時も混んでいて予約していても待ち時間が長い。待ち時間が長いのは大学病院なら仕方の無い事で慣れてもいるから待つ事に不満は感じないのですが…。

或る日の待ち時間。風邪の高熱後で体調が最悪の時、私の真後ろに女性2人が座られた。

30代後半か40代位の方と70代位の方で親子さんと思われるお二人が座った途端、娘さんと思われる方は凄い勢いで手振り付きでしゃべりっぱなしで年配の方は相槌しか聞こえない。声も控えていないので直ぐ後ろの話しが聞くとはなしに聞こえてくる。お子さんの学校の事が主な話しだったんですが、ここは病院の待合室、そのうちに静かになるだろうと思っていたけど、おしゃべりは止まらない。通院しているのだから、家族かご本人が何かしら病で有るのだろうから、不安で病気の事を話しているのならそれも仕方なしと思うのですが、特に女性の場合は話す事でストレス発散しますから。でも、話しはお子さんが学校で表彰されたとか先生がこう言ってくれたからとかそんな話だけ。

体調の悪い私は次第に「病院の待合室なんですけどね…なんか勘違いしているのでないの?そんなにおしゃべりしたいのなら一階の喫茶でしたら良いのに。一緒にいる人も窘めたら良いのに」と苛立つ。おしゃべりが止まらない方は興奮しているのか手振りが時折、私の座っている背もたれに当たり、体にも軽く当たって思わず後ろを振り向いて、おしゃべりな方を見たんですけど謝りもしない。と言おうかおしゃべりに夢中で気づいていないご様子。

混んでいる待合室で空いている席がなく、移動も出来ず、体調が悪く肘掛により掛かっている私は小一時間経っても止まない話声や背もたれのコッツンに黙って我慢も限界に達して、もう駄目!とくるりと後ろを振り向いて静かな怒りを込め「少し、静かにして頂けませんか」と言ってました。おしゃべりな方は「すいません」と言ってやっと静かになってくれました。お二人とも、それから暫らくして呼ばれていなくなったのでその後は遭遇しませんでした。

この病院に通院し始めて1年以上になるけれど、世の中色々な人がいるとは言え待合室であんなにヒソヒソ声もしないで手ぶり付きでおしゃべりをする人に半世紀生きて始めて遭遇。今は通院で抗がん剤治療を受ける方も多く、待合室にはそう言う方もいるし、病院に来ているのだから、基本、皆さん病人。病人は些細な事にも過敏になるし鬱陶しくなるのが普通。体調が悪い時に後ろからケタケタと笑い声が聞こえて嬉しい筈がないと考える方の方が多いと思うけど、そう言う事を想像出来ないんだろうなと正直、非常識過ぎて呆れてしまいました。体調が悪くなくても絶対に黙ってはいなかったでしょう。

あのお二人にどんなご事情が有ったのか分かりませんが、二度と遭遇したくないお二人です。

待合室で知り合いに会って話しをしたり、付き添いの方がいて、話をしている方はいるけれど、みなさん、節度を持っています。我が身の自戒も込めて「人の振り見て我が振り直せ」。これからも気を付けよう。